会津若松の東山温泉と芦ノ牧温泉(1) [旅]
9月中旬に短い夏休みをとって、東北の会津若松にドライブ旅行に行った。 東日本大震災において復興の道を歩む地域で、少しお金を使って消費することが目的で、今まで行ったことのない会津若松を選びました。 来年のNHK大河ドラマはこの会津若松出身の新島八重の生涯。 そして初夏に放映された(とおもうが)、相馬地方の馬追と武者行列の話に、まだいったことのない会津若松に行こうとなんとなく決めていました。
暑い夏が続き、8月に入って、さて旅館はどこにしようかとネット検索して選んだのは会津若松の中心に近い東山温泉と、もう1か所は会津若松の近郊の芦ノ牧温泉。
最初、会津若松の観光の見どころをチェックしたところ、会津若松だけでじっくり見ると、2日間ぐらいかかるのがわかり、1か所で2泊するか2か所に泊まるか考えた末、1日目は会津若松の中心から車で10分もかからない東山温泉の向瀧。 2日目は会津若松から車で30分ぐらいのところの芦ノ牧温泉の大川荘を選択。
東山温泉の向瀧は木造建造物で、しかも登録有形文化財の宿ということで、まるで小型の美術館のような旅館。 100%和風で、やんごとない皇室の方々の宿泊につかう離れも用意してあり、しかも、一番古い浴場は「きつね湯」で、ここは古くは会津藩の指定保養所だったところ。
「きつね湯」、「さるの湯」そして「貸切家族風呂(3か所もあり)」は清潔で、特に「きつね湯」は一番熱い湯で石鹸やシャンプーは使用不可のかけ流しの湯になれると、ほかのふつうの適温の湯はなにか物足りないくらい。 当然3つの湯はすべて入りました。
旅館で立ち働いている人々は若い方がおおく、きびきびとした動作には大変好感が持てました。
向瀧のHPにうつる正面の中心にいる女性は若い女将さんで、その後ろに映るのが、部屋の担当だった方です。 純和式の、会津の武家の名残の凛とした佇まいをみせる旅館に興味のある方にはおすすめです。
http://www.mukaitaki.com/reservation/
芦ノ牧温泉については次回に。
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