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35度の対オマーン戦、持ち味発揮の清武選手と、しぶとい粘りのやっぱり頼りになる岡崎選手で2対1 [サッカー日本代表]

2012年11月14日 家についたら、サッカー2014ブラジル大会へのアジア最終予選、対オマーン戦が調度始まったところ。

試合観戦後、すぐにブログ更新しようとおもっていたところ、先週より仕事で残業して根を詰めた結果、そのまま寝てしまった。 

TV視聴率も30%と日本国民の関心も高いし、サッカー好きなるほとんど見たとおもうので、印象だけ。

オマーンといったら、熱さで有名。 午後4時すぎからの試合とはいえ、気温は35度。 日本の夏も最近は猛暑で35度というのは何度か経験するも、やはり、体力を使うサッカーで、35度というのは選手には気の毒。 オマーンの場合、海外にいる選手よりは暑さになれている国内の選手を選択して、ホームでの6試合負けなしで何とか勝ち点5で2位グループに食らいついている。 そのため、ここで日本代表を打ち破れば単独2位で、WC出場も夢ではないらしい。

オマーンのスタジアムには観客がいっぱい。 そして35度のなか、試合は開始。 スタメンはほぼ予想通り。 ザック監督の選手の固定化ははなはだしく、新しい選手はほとんど投入されるチャンスはない。 

確かにロシアで好調さをアピールしている本田選手は、この35度のピッチでは動きものろく、パスミス連発。 それでも最後まで変えなかった。

全体に緩慢な動きにみえる選手が多い中で、長友選手、岡崎選手、清武選手はなんとかペースをつかもうとしている。 全体を俯瞰しているのは流石にベテランの遠藤選手だけか。 本田選手にはオマーンもマンマークをつけているが、これはどの試合でも、相手のキーになるとおもわれる選手にはマンマークをつけてきたので予想通り。 それにしてもボール・キープ率の高さを褒められる本田選手だが、この試合では取られるシーンや、のろのろ動きだけとよいところなし。

前半、左サイド、果敢に駆け上がった長友選手がゴール前にクロスを入れると、右サイドから清武選手が走りより、この時オマーンは清武選手をまったくフリーにしていてゴール前はガラガラ。 そこを清武選手が冷静にシュート。 

オマーンの選手はやはり、ホームなので35度とはいえ、楽々と動きも軽快。 守備的にしてカウンター狙いが定石のチームだが、この試合では中盤からボールを奪うと、なかなかうまいパスまわしで日本のゴールに迫る。 シュートもかなりうつ。 確か、シュート数も日本代表を上回っていた。

先制点の1点を守りに入ったのか、そのまま暑さのなかよろよろとプレイを続ける日本代表。 追加点はならず。 観ている方はこのまま逃げ切る作戦かなとおもっていたら、後半オマーンにFKのチャンスが。 すこしゴールまでは遠い印象だったが、壁には入った日本代表の4選手をみて、あまり壁に慣れている選手というよりはMFを中心に少し不安。

その4人の壁の内側をうまく低めの弾道でオマーンのキックはゴールする。 途端に会場は総立ちで大喜び。 1対1に追いつかれた日本代表は選手交代で守備的選手を投入。 どういうわけか動きが全然よくない本田選手を1トップに。 他にも選手はいるだろうに。

長友選手はスピードが落ちて、守備に問題が出てきていたので、SBに酒井高選手を投入。 後半終盤、この酒井高選手がかなり左サイドを駆け上がり、オマーン選手と1対1になりながら、ゴール前にボールを蹴る。 1対1で駆け引きしている間に、攻撃的MFの位置に上がっていた遠藤選手がゴール前に詰めていた。 酒井選手からの少し強めのボールに遠藤選手がとび蹴りで弾道を変えるとゴール少し手前にボールは落ちた。 そのボールめがけてダッシュしてスライディングで決めたのはやっぱり岡崎選手。 

岡崎選手の試合後のインタビュー「ばてばてだったが、ゴールできてよかった」  

35度のピッチで、消耗ははげしかっただろうが、遠藤選手は経験からものを言わせ、プレイに乱れはなかった。 そして最終局面にゴール前に詰めるというFWに求められている標準的なプレイで岡崎選手をアシスト。 ばてばてながら、最後まであきらめなく体をはった岡崎選手の献身に、日本代表は2対1で勝利した。

2012年といえばちょうど中間点、固定メンバーで、戦い方もあまり進化しておらず、選手個人の能力に頼った戦い方に新味も工夫もない。 最後の岡崎選手のプレイがなかったら、ひどくつまらない試合だったという印象になっただろう。


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