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新富座こども歌舞伎そして卓球に見る自滅 [日本代表]

今年の連休は日本で31年(?)ぶりに東京で開催されたJA全農世界選手権団体戦をTV観戦。 合間に親戚の引っ越し手伝いと5月5日には中央区湊にある鉄砲洲稲荷神社での例大祭公演「新富座こども歌舞伎」を見に行きました。

新富座こども歌舞伎というのは中央区の主だった小学校(今年は明石小、月島第1小、阪本小、佃島小、泰明小、有馬小、京橋築地小、中央小)から20名の出演者、それに音楽演奏は竹本弥乃太夫社中、新富座連中という大人のプロの集団。

このこども歌舞伎は初めて拝見したが、それは立派なものだった。 5月5日の1日だけの公演とは勿体ない。 

鉄砲洲稲荷神社には御神楽を奉納する神楽殿というのがあることはかなり以前にも紹介したが、歌舞伎にも縁が深い神社で。亡き中村勘三郎さんが襲名披露の時にもこの鉄砲洲稲荷神社にもお練りをしている。

いまどき日本舞踊を習っている子供さんがたはかなり少ないとおもうが歌舞伎特有の見得をきったり所作を立派にこなし、可愛らしい本物そっくりの衣装に身を包んだ力演は本当に立派だった。 演目は、寿式三番叟、白波五人男(稲瀬川勢揃いの場)、義経千本桜(吉野山)。 あまり広くはない境内には出演者の父兄以外にもお客さんが大勢。 Lalaは2時間弱の立ち見でした。

白波五人男はまるで日本人形のような愛くるしい顔でそれぞれ個性を演じている。 義経千本桜は特に佐藤忠信の役を演じた女子の立ち姿、声そして踊りの技量はずば抜けていた。 キツネと人間を演じ分けておりとても感じ入った。

さて卓球の世界大会について、男子はここ数年銅メダルで今年も銅メダル。 女子は2012年ロンドン・オリンピックの団体戦銀メダルにつづく銀メダル。 常勝の卓球帝国中国とはまだ差があった。

卓球は先に11ポイント取り、その3倍で相手を倒すことができる。 そしてそれを3選手が成し遂げれば、勝ち抜けるスポーツ。即ち、99ポイントを先にとったチームが勝利する。 勿論場合によってはジュースになるが。

ほぼ互角の技量の選手が打ち合えば、相手のサーブやドライブ・スマッシュなどで点が入るということよりも自分のミスで相手に得点を献上するという場面が多々。 相手に自滅させるように打っていくというのが卓球のようだ。

Lalaも小学生の高学年頃は卓球をすこしやり、当時の家にあった大きい食卓テーブルで練習もしたが、後は温泉の旅館でたまにというレベル。

JA主催ということで石川佳澄選手の紹介番組などかなり見た記憶。 余談だが大手町から神田にむかってJAが焼き肉店を出しているが、その店に偶然入ったとき、石川佳澄選手の来店記念のサインが飾ってあった。

石川選手は21歳で、いままでは福原愛選手、平野早矢香選手というお姉さん選手の後ろに隠れてという印象だったが、今回は1番手。 村上監督ももし中国に1勝できるとしたら石川選手としている。 有名なサーブもあり期待を背負の出場だったので顔もいつになく引き締まっていた。

平野選手やカットマンの石垣選手もその持ち味を存分に発揮した試合もあったが、中国の世界5位まで独占のそのなかからトップ3に対して、まだまだ日本はお手上げ状態。 それにしても決勝戦までに勝ち上がれなければこの強い中国と対戦も叶わず、対戦できれば、経験値や相手の技量・戦術にも理解は広まり明日につなげられる。 

勝ち上がりのT2試合とその前のリーグ戦、集中して戦う選手達は素晴らしかった。


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