アジアカップ・なでしこジャパンの対中国戦に見るセットプレーの重要さ [サッカー日本代表]
5月22日 アジアカップ 準決勝 対中国戦を観戦。 フィジカルに優れ、アジアカップでの優勝経験豊富な中国に対して、FW大儀見選手を欠くなでしこジャパンは苦戦だった。
ほとんどファウルをしないヨルダン相手に、若手で先発したなでしこジャパンは力の差もあり7対0と大勝。
ベテランの澤選手も先発したなでしこジャパン、相手GKの活躍でなかなか得点に結びつかない。 均衡を破ったのは左CK、宮間選手の低く鋭い弾道に、澤選手がほぼ中央から左サイドに走りだして、ヘディングで合わせる。 このプレーはワールド・カップのプレー、こちらも左CK宮間選手のキックに澤選手が今回とほぼ同じ位置で、足で合わせて得点を思いださせた。 流石澤選手。
その後、ハンドをとられPKとなって、1対1に追いつかれる。
対中国戦は1対1から延長戦になった。 なでしこジャパンも中国代表もかなり体力的に消耗している。 中国選手のファウルも頻発。 最後ラスト・ワンプレイになった左CK, 蹴るのは宮間選手。 今度の弾道は少し長めでゴール前右よりで待つ石清水選手がお手本のようなヘディング。 これで2対1と中国を突き放した。
なでしこジャパンもそのセット・プレイの威力を十分に発揮した。 宮間選手は以前は女俊輔といわれていたが、今ではセット・プレイでの得点力から、宮間選手が男女選手合わせて当代一のプレイス・キッカーではないか。
コメント 0