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ザック・ジャパンは2014FIFAブラジルWCに向けて旅立った [2014ブラジルWC]

2014年5月29日 満面に笑みを湛えたザッケローニ監督に率いられて、これはどちらかというと元気のなさそうな23名のサッカー日本代表選手たち。 ザッケローニ監督のその嬉しそうな表情が何を意味するのか不明だが主役であるべきの23名の自信と覇気が感じられない表情が際立つ少し異様な出陣式。

前日のFIFA130位のキプロス代表相手に1対0という辛勝。 試合の内容はお粗末としかいえず、日本代表で最強チームといわれていたが、それは単に2010年以降海外移籍した選手が最多ということではないのか。

ザッケローニ監督が23名の選手を選出した時の基準によれば、この対キプロス戦で披露すべきは、岡崎選手、大久保選手、大迫選手のワン・トップで攻撃力を遺憾なく発揮すべきトップ下に本来のタレントを有した香川選手を配した布陣ではなかったのか。

すでにチェスカ・モスクワでの最後の1年はその攻撃力とパワーの衰えから、ボランチにコンバートされていた本田選手、ミランに移籍後もほとんど評価できないプレー。 確かに3年ぐらい前はシュート力もキープ力もあったが、この対キプロス戦では必要なフィジカルもシュート力も弱く、本田選手にボールがわたるともたもたとその攻撃のスピードを低下させる。 トップ下に必要な巧みなパスというのもなく、パス・サッカーと敏捷性で攻撃のスピードが大事とされる日本代表の攻撃の形には今一番不要なプレー。

内田選手の経験値がものをいった、ゴール前のこぼれ球を蹴りこんでの1点だけで、あれだけのシュート数がありながら、精度やシュートの力のなさからゴールを割れず。 機能していない本田選手を90分使いつづけたのは、本当は他の選手をトップ下と考えたことがないからなのではないか。 すでにピッチにいる香川選手をトップ下にうつし、本田選手を攻撃的な選手に交代させる布陣を試すべきだった。 そのレベルのオプションも用意していないのか?

稚拙なパス・ミスや、受け手が不明なクロスが多発されていたが、確かに岡田ジャパンまでの日本代表はクロスを使う戦術もあったが、ザッケローニ監督になってからはクロスやセット・プレーにはあまり重きをおいていなかったとおもう。

守備陣の脆弱さは相変わらず。 対キプロス戦に無難だったという評価は、ブラジルWCのレベルで通用するものではない。

異様な満面の笑みを浮かべ、キリンのCMに過去に例をみないほど出演しているザッケローニ監督。 これは一体何を意味するのか?


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