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残暑お見舞いに贈るネックレス [作品]

ここ2週間ほど、昼間に昼食に外にでると、それこそ”カーァ”と照りつける暑さにクラクラする毎日。 近場で日本蕎麦というのが定番。 暑中お見舞いをいただいた方々に残暑お見舞いを出さねば。 マンションのベランダにも蝉は飛んでくる。 ベランダの万年青、万両、紫陽花、アロエそして山椒の鉢植えを、蝉は緑を求めて、飛んできてしまったのだろう。 ベランダの床に仰向けになって、手足を震わせて、苦しげな蝉を摘んで、とりあえず万年青の葉影に下ろす。 西瓜の小片も水分補給にと傍らに置く。 翌日それでも一頻り蝉は最後の夏を鳴く。 

残暑お見舞いに贈るネックレス2点を作成した。 

1点目は淡水真珠を薄緑に染色したもの。 染色したものは、もともと規格外の場合が多く、お値段は非常にお手頃。 それにナチュラルな真珠を交互に置いていく。 身内の年配の女性に贈るもの。 以前にも手作の虹色に輝くダークグレイのバロック真珠のロングネックレスを差し上げたら、非常に喜んでくださり、愛用していてくださる。 通常ロングネックレスは80センチだが、着脱が楽なようにより長めにつくるのがよい。 緑がお好きということで、柔らかい薄緑の淡水真珠の前後にこれもビーズ織り用の非常に華奢なグリーンのビーズを連ね、そこに前後にナチュラルな真珠を配す。 ナチュラルな真珠が一層輝いて見える。 

もう1点は7,8年前に知り合った、海外生活もかなり経験されており、身に着けているものからして、それこそ山の手の奥様というところ。 奥様然としていても、ご本人は定年まで勤務されており、スーツにジョージジャンセンのアクセサリーを着こなすOさんに。 ベネチアンの白の渦巻きマカロニ・スタイルに黒の線がアクセントになったもの。 それに白のキュービックのベネチアンとジェットブラックのスワロフスキーを組み合わせて。 (画像は2007年5月から8月に発表したものをまとめてスライド・ショーにしました。)


セルティック・グリーンとジャパン・ブルーのネックレス [作品]

2週間程前、サッカー日本代表を応援する日の丸とジャパン・ブルーを基調としたネックレスを作るといいながら、横路に逸れて、淡水真珠のバロック玉のロングネックレスの方を先に作ってしまいご披露したが、この度、中村俊輔選手の所属するクラブ、セルティック・バージョンとともに完成した。 両方とも基本はベネチアンだが、繋ぎのビーズは、セルティック・バージョンは金属コーティングが内側にされていて、少しメタリックの輝きがあるもの。 
ジャパン・ブルーは日の丸を意識しているので、真ん中が赤と白で、繋ぎのビーズはにび色。 つけて楽しむという意味ではセルティック・バージョンは緑と白で、自分でいうのもなんだが思わずうなってしまう美しい仕上がり。 ジャパン・ブルーはグラデーションにしたこともあり、結構迫力のあるものとなったが、真ん中の赤い丸玉の為か非常に個性的。


淡水真珠のバロックと半貴石でロングネックレス [作品]

すっかりアジアカップ2007の日本代表の試合を見てここ3週間があっという間に過ぎてしまった。 ベトナムハノイの猛暑と高湿度の中で5試合も戦い、最後は2日がかりでインドネシアのパレンバンに移動して因縁のと枕詞のつく対韓国戦を闘った日本代表。 TVで観戦している者には想像を絶する壮絶な環境での試合、本当に日本代表の選手の方々そしてオシム監督お疲れ様でした。 大きな怪我もなく無事で何よりです。

クーラーの効いたオフィスで殆どを過ごし、スポーツ新聞を片っ端から日本代表の記事を漁って、そしてネットで検索。 TVで流す試合やニュースに目を凝らしたこの3週間。 何かジャパンブルーに刺激されて、青色系のビーズを微妙に色合いが異なるものを何種類かかなり大量に購入した。 優勝したら、真ん中は日の丸の赤と白で全体はブルーでつくってみるのも面白いかなと思ったりした。

その時、何気に目に留まった淡水真珠のバロック玉。 大きいものは長さ2センチ幅1センチくらいもある。 小さいもので長さ1センチ幅8mmくらい。 購入した。 家に戻って、以前まだビーズ細工を始めたばかりの頃、深く考えないで購入した淡水真珠でクレオパトラカットと呼ばれているもの、これが非常に扱いにくいもので、結局そのまま眠っていたものを思い出した。 これは日本人で似合う人殆どいないと思う。 

それに加えて、半貴石ビーズで長方形や円柱形のコレクションしてあったものの中から、1点はラブラドル石(これはネオン色が見える不思議な石だが)、石そのものは地味でこれも扱いにくいもの。 もう1点は水晶の長方形ビーズだが、穴が不ぞろいで、透明なだけそのままではクオリティ感のあるものには難しい。 そして2点が出来上がり。
 
最初はラブラドル、バロック、そしてクレオパトラカット淡水真珠の80センチのロングネックレス。 バロック淡水真珠は味があるが少し甘すぎる。 その甘さをブルーグレーの地味なラブラドルがバランスをとってくれる。 

次のは先のと同じコンセプトだが、クレオパトラカットの淡水真珠の繋ぎに遊びを持たし揺れる。 本金メッキのビーズを配し、華やかな印象にした。 合わせた半貴石は水晶。 ココ・シャネルが好んだゴールドのチェーンに真珠という派手なネックレスを少し華奢にしたようなものに出来上がった。 (画像は2007年5月から8月に発表したものをまとめてスライド・ショーにしました。)


オリジナル・アクセサリーを創る楽しみ [作品]

趣味の手仕事は楽しみが多い。 まず、素材のビーズを選び、デザイン(色、形状、量的バランスなど)を考える。 ビーズのマットは日本手ぬぐいガーゼで代用している。 転がって、ビーズが飛び散らないため。 長いものは80センチ、短くて約40センチ。 完成品でやり直すのは大変なので、10センチを基準に納得するまで、色、グラデーションなど幾通りもつなげてみる。 その10センチをもとに必要なビーズの分量を決定して、必要なビーズの個数を算出する。 そして作成するが、最後は鏡で確認して微調整する。

今回は、この7月の初めにお誕生日を迎えたKさんに、淡水真珠でロング・ネックレス。 淡水真珠はアコヤ真珠ほどの完成度はないが、値段が手ごろで気軽に使えるのがよい。 真円、照り、傷なしが当然に求められるアコヤ真珠は女王さまであるが、普段にはなかなか使いにくい。 淡水真珠は逆に真円を求めることはできなく、形も不ぞろいだし、傷も結構ある。 ただ光の輝きは思いのほかあるので、うまくデザインすると楽しい。 欧米の高級ブランド宝飾店も淡水真珠を上手く生かしたデザインを多く出している。 値段も最低でも何十万円レベル。 

もう1点は以前紹介したモミザのネックレスのタイプで、色味はブルー系。 こちらは留める位置を自由に動かせるので、違った印象で楽しめる。 こちらは目鼻立ちが中近東のエキゾチムを漂わせ、色が白いUさんに。 長めのネックレスがお好きということで。 (映像は2007年5月から8月に発表したものをまとめてスライド・ショーにしました。)


バレエを習う理由とオディールの為に [作品]

サッカーの記事ばかり書いているので、読んでいる人はLalaは見るスポーツ好きで、自らは体動かさないのじゃないかと思っていませんか?  自分でするスポーツは、スキー(高校生から)、水泳(社会人になってから)はバタフライまで、乗馬(社会人になってから)は低めのジャンプまで・・・すべてコーチについて習いました。残念ながら、サッカーはやったことありません。中学生・高校生の時はバスケットボールのクラス対抗試合があると、選手に選出されて借り出される程度。走り幅跳びは学校代表。 テニスは少し習ったが全然才能なし。 ゴルフ付き合い程度。

最近メタボリック症候群ということばよく聞きましたね。 今年始め、定期検査受けたら、やはりメタボリック寸前。 ヤバイヤバイ。 近年ますます紡錘形になった体を見て、昨年2月から中央区のスポーツクラブに入会。 いろいろなプログラム増えていますね。 一番ピンときたクラッシック・バレエ1時間コースを週一で開始しました。少し負荷を高めるため、その前に30分のパワーヨガを。 それでも体型と体重に変化は見られませんでした。
 
クラシック・バレエは女8割、男2割程度の生徒さん。 ほとんどが子供の頃から10年近くはバレエをやっていて、途中挫折したが、また時間ができたからやっている人がほとんど。 Lalaは全く経験がなく、しかも通常のバレエ・ダンサーなら引退を考える年齢。 正直言って1年続けてやっと、先生の言っていることが何か理解できるようになったレベル。 しかも何十年もバレエ用に鍛えた体ではないので、できない事だらけ。 

子供なら多分軽々できるスキップとか。 実際U~Uと足が前出て行きません。 それにバレエって、一連のポーズからポーズへ流れのある動きで構成されており、その順番がすぐには覚えられない。 不要なステップを踏鞴を踏むように入れてしまうので、次の動作が遅くなる。

しかし会社勤務で鍛えられた精神力というか図太さで、クラスの上手そうな人の後ろになるべく場所をとってレッスンに励む日々。 ある時、上手な人達と親しく話す機会があり、そのような上手な人(黒鳥オディールの32回転技ができるほど凄い)は、会社勤務で、奥さんで。。。しかもバレエのレッスンはここ(スポーツクラブ)以外、他に週3回は受けているという話を聞いて、驚いてしまいました。 これじゃいつまでたっても追いつけない。

早速中央区でバレエ教えている教室の中から、会社勤務後に通えそうな場所を見つけました。 それが今年の2月末のこと。 丁度バレエ1年続けたので、これならどこでも初級ぐらいはと幼児クラスもある本格的にバレエを教えているスクールに入りました。

I先生はこれぞまさしくバレエの理想の絵のような雰囲気をもった若い方ですが、落ち着いた優雅な物腰で、何か慌てるとか、ドタバタするということが一切ないクール・ビューティ。 1時間半のレッスンで、当初はテンポがゆったりしていると思いましたが、ゆっくりするストレッチはキツイのと同じで、この1時間半ははっきりいって効きます。 何に効くのかというと、体重が明らかに減り始め、体型も紡錘形の忍者タトル(のような甲羅をしょったところをイメージしてください・・・)から人間らしい体つきになりました。 まだ途中で、目標はまだずっと先ですが。 【途中結果:66.7kg→61.8kgへ】

I先生は容赦ありません。 「見えてしまいました・・・ここはこうして」と両手でウエストや背中ググット押し上げたり、とても丁寧な教えかたで、生徒一人ひとりに目を配ります。 足もギューーット掴んで後ろに引っ張ります。 しかしこれがバレエなのです。 そんな簡単にはできないはずよ・・・なんてI先生は言いませんが、どのボーズも美しい。 手や腕の振りもとても雰囲気があり、うっとりします。 

そんなI先生にお中元を差し上げようとネックレス作りました。 I先生は白鳥のオデットではなく、黒鳥のオディールの強さと美しさを兼ね備えておもちなので、そのイメージで。 (画像は2007年5月から8月に発表したものをまとめてスライド・ショーにしました。)


手仕事―ネックレス:青と黒 [作品]

夏が近づくと、大振りのアクセサリーが目に付く。 ガラスや水晶、半貴石でネックレスを作ると、以外と重くなってしまい、長く身に着けているのは苦痛という声が出る。 最初の頃はそのことに気がつかず、目一杯迫力を求めて、大きな石を繋げてしまったが、最近は加減を工夫することができるようになった。 

1つ目の青と白はベネチアンを主体にしたもの。 白のベネチアンの内側は銀色が巻き込まれており、青の丸玉とコンビネーションにしてみた。 このネックレスは今年知り合いになった熊本にお住まいのHさんに差し上げるもの。好きな色は青ということで、デザインしました。 

目鼻立ちがはっきりした、クラシックな美しさがあるお顔立ち。物静かで、落ち着いた物腰。 数日のうちにお手元に。 気に入ってくださるといい。 

もう一本はブラック。 昨年末バレエ・ダンサーのSさんに差し上げたデザインを一層膨らましたもの。 セーターの上からでも、夏の襟ぐりのあいたドレスやTシャツにも似合うと思う。 (画像は2007年5月から8月に発表したものをまとめてスライド・ショーにしました。)


手仕事-ビーズのネックレス:初夏に向けて [作品]

手仕事の作品を紹介したら、結構好評だった。 

ビーズの作品作りがブームになったのは、確か4,5年前のこと。 それから見ると、今頃遅まきながらということだが、ブームになったお陰で、ビーズ作品に欠かせない材料を調達する術はかなり楽になっている。 ネット販売はもとより、気のきいたショッピングモールや量販店でも手芸のコーナーが充実している。ビーズそのものは、半貴石、淡水真珠類、海外からの輸入品(チェコ、オーストリア、イタリアなど)など、実際の色味や輝きを吟味する必要があるものは、店に行って、確認してから選択するが、金具類などは一度どのレベルのが可能かわかればネット販売で注文する。 

手作りの作品について、誰かのお手本を元に作るということはないので、とにかく気になった石やビーズは購入して、箱に種類別にストックしておく。 たまに眺めて、いくつかの色や形を組み合わせて、納得がいくと作品に作り上げていく。 昨年からストックしてあったものと、この春手に入れたものから、夏に合いそうな色で2本つくってみた。 なかなかいいんじゃないか。 ちょっと自画自賛。

青を基調にして、本金メッキのビーズでスパイス。 同じ青でも薄い空色、上品な仕上がり。 (画像は2007年5月から8月に発表したものをスライド・ショーにまとめました。)


手仕事:ビーズのネックレス [作品]

会社ではパソコンに一日中向かって仕事するような毎日。 勿論ところどころ会議。 休日には自分の手を使った手仕事をしたいと思うようになった。 昨年の秋、日本橋高島屋でビーズワークのコンテスト入賞作品の展覧会が開かれ、新聞にどこかのお相撲さんがビーズの小物(携帯ストラップのような)の創作の挑戦しているというような記事を読み、早速出かけた。 素晴しく手の込んだものや、昔ながらのビーズバッグのような展示品の中に、そのお相撲さんの作った、ビーズで編み上げた動物などが展示してあった。とっても小さなものだ。

展覧会場を出ると、そこはビーズに関するあらゆるものが揃っていた。 当然お客は展覧会でインスピレーションを刺激されるわけだから、立ち止まってしまう。 まず、一番心惹かれた、半貴石や貝でできたビーズをつかむ。 そしてそれに合わせてガラスビーズを選ぶ。 当然テグス、ワイヤ、ペンチ・セット、金具セット、最後にビーズワークについて基礎的なQ&Aで構成されている独習本など必要そうなもの一式購入した。

かなり試行錯誤して、何通りか美しいと思える作品が出来上がった。 ほとんど人に贈ってしまう。 特に贈る相手がどのような人か具体的にわかると、より創作意欲が湧く。 記録として残すようになったのはつい最近のこと。
 
一つはモミザのような黄色をアクセントに。もう一つはご希望のローズを基調にしたもの。 (画像は2007年5月から8月に発表したものをまとめてスライド・ショーにしました。)


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