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UEFAチャンピオンズ・リーグ2011決勝Tファースト・レグの数試合を観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2011年2月20日 先週は肉体的に緊張感もかなり会社の仕事で厳しい一週間だった。 しかも昨日の土曜日は会社に丸1日出勤。

さてUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝Tのファースト・レグが始まったが、いくつかの試合をTVで観るチャンスがあった。15日のACミラン対トットナム、17日のローマ対シャフタール・ドネツク、アーセナル対FCバルセロナ。

そしてその前にセリアAのユベントス対インテルの試合も観た。

試合を観てからかなり日がたってしまったので、印象だけ。

ACミラン対トットナムは、長身クラウチ選手の1得点で0対1とアウェーのトットナムが勝利。 前半はACミランのイブラヒモビッチが何回かシュートを放ち、試合は均衡していたが、トットナムの方が組織的プレーを展開し、選手間のスペース取りも的確でACミランの攻撃を良く塞いでいた。 一方ACミランは走れる選手とそうでない選手がいて、セリアAの守備といっても以前のミランに見られた賢い守備などほとんど見られない。 クラウチ選手の得点後に、ミランは巻き返しをはかろうとしたけれどお疲れムード一杯だった。

ローマ対シャフタール・ドネツクは打ち合いになって2対3でアウェーのシャフタール・ドネツクの勝利。 シャフタール・ドネツクは中村俊輔選手がセルティックに在籍していた当時CLで対戦した当時からブラジルなど南米からの選手は大半というチーム。 ウクライナとはいえどちらかというと身体能力とテックニックに優れた南米型。 ビッグ・ネームがいない分、結構マイナーと見られやすい。 というわけでローマ対シャフタール・ドネツクは面白い試合だった。

球際で競り勝つのはシャフタール・ドネツク。 ボールを追いかけてローマとシャフタールの選手が走ると、走りかつのはシャフタール。 ローマもセリアAらしい戦いぶりを見せていたけれど、シャフタールのほうが勢いもあり、もう何点か追加できていた感じ。

このローマ対シャフタール・ドネツクの試合を観ていて、思い出したのは13日のユベントス対インテルの試合。 この強豪同士のぶつかり合いは1対0でユベントスの勝利だったが、試合としてはセリアAの面白くない面:相手チームの良いところを消しあい、ひたすら守備的な試合運びのつまらなさ。 動きもダイナミックさもない試合だった。

そしてアーセナル対バルサの試合。 これは2対1でホームのアーセナルの勝利。 イングリッシュ・プレミアのチームの中でも、最もバルサ的なチームといえるアーセナルと本家バルサの試合。 メッシが果敢に攻め込むも、最後のシュートでコースをうまく切るアーセナル。 前半26分、ビジャの先制点。 シュート数といい前半はバルサが試合を支配。 後半に入っても試合の趨勢は変わらずこのままバルサが1点で逃げ切る体勢に入るのかなとおもっていたら、後半70分、ヴェンゲル監督、選手交代。 ベントナー選手、アルシャビン選手を投入。 そしたら試合の流れが明らかに代わった。 もう1点入れたいバルサのパス・ミスが多くなり、またアーセナルのパス・カットが目立つようになる。 そして78分、左サイドにボールをキープしたアーセナルのファンベルシー選手が、ゴールマウスからほぼ平行線の左サイドから角度のないシュート。 ゴールのファーにはバルサのピケ選手。 いつもよりは守備に忙しかったバルサのGKバルデス選手が、ゴール・ポスト際に立った、そのゴール・ポストとバルデス選手の間の30センチ程度の隙間を狙ったファンベルシー選手のシュートが、ゴール・ネットを揺らす。 1対1.

少しあきらめかけていたアーセナルの選手が勢いづき、反対にあせるバルサ。 その5分後、バルサに入りたがっていたロシア出身のアルシャビン選手が中央から決めて2対1. あのバルサに勝ったとヴェンゲル監督ご満悦。


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UEFAチャンピオンズ・リーグ、グループ・ステージ第4節:インテル対トットナム、レアル・マドリー対ACミラン、バルサ対コペンハーゲンを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年11月第1週は、UEFAチャンピオンズ・リーグ、グループ・リーグの折り返し点、第4節。 インテル対トットナム、レアル・マドリー対ACミラン、そしてバルサ対コペンハーゲンの試合を観た。 TV観戦で、平日、それに何試合も続けて見たので、全体の印象だけを書く。

まず、インテル対トットナム。 インテルのホーム。 インテルはほとんど昨季と選手は変わらないが、トットナムのファンデルファールト、クラウチ、パブリチェンコが得点を決めた試合で、インテルはエトーの1点のみ。 インテルは昨季のCL優勝クラブ。 最後守備的1トップ9守備という超守備的、モウリーニョ的布陣で勝ち取った勝利。 

このトットナムに対しては、何か中途半端な戦い方だった。 守備的で勝利を重ねた経験のせいなのか、イングリッシュ・プレミアでもう一つ強さを発揮できないトットナムに対して統制がとれているとはいいがたい戦い方。 スナイデルにしろ、エトーにしろ、後半途中出場したミリートにしろ個人技に走っていたように見えた試合だった。 トットナムは自分達のスタイルでロング・ボールでFWが走りこんで、中途半端なインテルの守備を面白いように突破した試合。

インテルの場合、監督が異なることで、戦術の指示の仕方の違いがこうなったのか、それとも昨季優勝したことで、選手のモチベーションがいまひとつだったのか。

レアル・マドリー対ACミラン。 ACミランのホーム、サン・シーロのスタジアム。 前回はいいとこなかったACミラン、UEFAチャンピオンズ・リーグの試合でホームでは負けない記録も有り、序盤からかなり締まった戦いぶり。 中央からロナウジーニョがロング・パスを左サイドのイブラヒモビッチに。 イブラヒモビッチが走り込んでシュート。 レアル・マドリーの波状攻撃にピルロがゴール前に陣取ってクリア。 まるでもう一人のGKのよう。

先制点はレアル・マドリー。 右サイド、ディマリアからクロスを受けて、イグアインがフェイントでACミランのDFをかわしながら、ゴール左隅にシュート。 ACミランはロナウジーニョをインザーギに交代。 すると、インザーギの狡賢いFWの嗅覚がすぐに結果を。 左サイドからのイブラヒモビッチのシュートをレアル・マドリーのGKカシージャスが珍しくはじいてしまい、しかもゴール前から数歩前に飛びだしていた。 はじいたボールに食らいついたのがインザーギ。 無人のゴールにチョンゲリで同点。

この同点弾のあとすぐに、今度は右サイド、ガットゥーゾのクロスにインザーギが合わせて、ACミランが2対1. レアル・マドリーもクリスティアーノ・ロナウドの鋭いミドル・シュートもあったけれど、なかなか点には結びつかず。 ほぼACミランが勝利を手中にしたと思える後半ロス・タイム、あきらめないモウリーニョ監督が選手交代。 レアル・マドリーの最後の攻撃、右サイド、ベンゼマがドリブルで持ち込むと、オーバーラップして来た若手選手にパス。 そして劇的な同点弾。 2対2. モウリーニョ監督がジャンプして喜ぶ。

バルサ対コペンハーゲン。 コペンハーゲンのホーム。 前回の試合で、バルサが勝利したが、バルサのGKピントの偽オフサイドの口笛で、決定的シュート・チャンスを逃したコペンハーゲン。

この試合もバルサを封じ込めた戦いぶり。 シャビ、イニエスタ、メッシは揃っているし、GKバルデスも出場でほぼフル・メンバー。 このバルサに対して、攻守に規律のある戦いぶりを示したコペンハーゲン。 特に守備の時には4人、4人で2重の壁を作り、バルサのパス回しを分断。 特にパスで相手を崩していく戦いをしてくるバルサにたいし、2重の壁がパス・コースを消し、バルサは壁の外側、サイドに流れるパスにならざるを得ない。 そしてセカンド・ボールを得ると、コペンハーゲンはバルサのゴール前まで攻めこんで何度かいいチャンスを作る。

前半メッシがメッシらしく先制点。 そしてそのあとコペンハーゲンのカウンター。 一度バルサのGKバルデスが止めたかと思ったがハンブルで、ゴール。 1対1. そのあと後半もコペンハーゲンは一歩も引かず。 バルサの攻撃を十分に研究した2重の壁。 そんなに走りまわる訳ではないが、選手間のスペース取りが絶妙なバランスで、バルサのパスをカットして行く。 バルサにしては珍しく先に疲れたような雰囲気が漂い、ようやっと引き分け。 ホームのコペンハーゲンはまるで勝利したかのようなスタジアムの喜びよう。

あのピントの件がなければコペンハーゲンがバルサに勝利したかも知れないと思わせる2試合だった。

 

 


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カテゴリーにUEFAチャンピオンズ・リーグを加えました [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

Lalaのブログを訪れてくださる皆様、ありがとうございます。 2007年初夏からブログを開始しましたが、ヨーロッパ・サッカーでくくっていた記事のうちUEFAチャンピオンズ・リーグについては、カテゴリーを新設して、そちらにまとめました。

ヨーロッパ・サッカーのカテゴリーを閲覧されている方で、UEFAチャンピオンズ・リーグの記事に関心がある方はご注意ください。


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UEFAチャンピオンズ・リーグ、マンチェスターU対ブルサルスポル、そしてインテル対トットナムを観戦する [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年10月21日、22日 UEFAチャンピオンズ・リーグ、マンチェスターU対ブルサルスポルの試合と、インテル・ミラン対トットナムの試合を観た。

まず、マンチェスターU対ブルサルスポルから。 マンチェスターUのホーム。 ブルサルスポルという名前は初めて知った。 この試合の時から、ルーニーの話題が試合そのものよりも関心を集めているいるようだ。 

マンチェスターUの試合は、正直地味な試合だった。 ブルサルスポルというトルコのチームらしいが、あまり有名な選手もいず、マンチェスターUだって、ヴィディッチ選手くらいなもの。 中堅どころは確かに先発していたけれど、ベルバトフ選手やルーニー選手は勿論。 これはいったいマンチェスターUなのか?と思ったくらい。

ナニ選手がこの試合唯一の得点をしたけれど、それ以外見所もなく、地味な試合。 

ルーニー選手の話は、ヨーロッパのスポーツ紙(オンライン)で見る限り、ファーガソン監督の真意が後から分かる、後悔するから、ルーニー選手に早まるなという調子のものが多い。 確かに、クリスティアーノ・ロナウド選手を多額の負債の穴埋めに、高額で引き抜いたレアル・マドリーに渡したくらいだから、長らくスポンサーだったAIGが撤退したこともあり、ヨーロッパのリーグではかなりのところが台所は火の車。 ルーニー選手がいう補強をほとんどしない・・・というのは、する金がない・・・ということだろう。

さて、地味な試合でこれがUEFAチャンピオンズ・リーグの試合なのかと、少しがっかりした後に観た試合が、インテル・ミラノ対トットナム。 インテルのホーム。

前半、インテルがあっけなく開始早々の先制点。 そしてその後、インテルの攻撃にトットナムのGKが対処を誤り、PKを与えてしまう。 これを難なくエトーが決めて2対0. まだ前半が始まったばかり。この調子ではインテルの一方的な得点かとおもったら、そうだった。 エトーがもう1点決めて、4対0. アナウンサーはエトーがハット・トリックを決めるのではないかと期待。

ところが、サッカーの面白いところだが、トットナムの21歳の左SB(ウェールズ出身)のベール選手が非常に直線的で素早いドリブルを左サイドで繰り出すと、あれよあれよという間に左から対角線上の右ゴール隅に矢の様なシュート。 4対1. インテルはすでに勝利した気分なので、キープして時間稼ぎのようなプレイ。 その間をついで、終了間際90分に、今度も左サイドをドリブルで駆け上がると、左足でまたしても対角シュート。 小気味よい。 スパッとという感じ。 2度あることは3度ある。 後半ロス・タイム、同じ角度、体勢で3点目。 シュートの確率は100%。 自分のお得意の角度とシュート体勢が揃えば100発100中かもしれないと思わせる、頼もしさ。

この試合、インテルのエトー選手ではなく、トットナムの新人といっていい左SBのベール選手のUEFAチャンピオンズ・リーグでハット・トリック達成。 もう5分も時間があったら、4点目を決めて、あのインテルと引き分けに持ち込めたかも・・・と思わせる様な衝撃のシュート。

インテル4対3で勝利した事は事実だけれど、後味は悪そう。


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UEFAチャンピオンズ・リーグ、レアル・マドリー対ACミランを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年10月20日 UEFAチャンピオンズ・リーグ10/11 レアル・マドリー対ACミランを観る。 レアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで、ACミランを迎える。 この試合については22日アディダスが中村俊輔選手をツイッターでのコメンテーターにする・・・という記事がスポーツ紙や、中村俊輔選手の携帯のサイトにも載っていた。

ということで、あまり試合の細かいことを書くと興ざめになるかもしれないが、この試合、選手達があのサンチャゴ・ベルナベウの有名な階段で待っているシーンから始まる。 サンチャゴ・ベルナベウのスタジアムは本当に大きい。 集容人数は8万3千人ぐらいだけれど、一番いい席は800ユーロから900ユーロという非常に高額になっているらしいが満員御礼。

この試合、ピッチで一番目立つのは元気なクリスティアーノ・ロナウド。 肉体改造したと思えるほど腹筋で有名になってしまったが、上半身、特に肩が異様に筋肉がついているようで、レアル・マドリーの白いユニフォームが肩から上腕にかけてピチピチ。 そしてエジルやイグアイン。 

一方ACミランは一番映像に映しだされるのはロナウジーニョ。 1トップのイブラヒモビッチに右サイドからパト。 MFからDFにかけては有名な選手が揃っているけれど、ピルロやセードルフ、ザンブロッタなど。

細かい試合実況に近いコメントは中村俊輔選手にお任せするとして、チョットだけ。

前半開始早々、攻めこむレアル・マドリーに対して、パトのファウルでアッサリとかなりPAに近い中央から右よりでレアル・マドリーにFKを与えてしまう。 勿論蹴るのはクリスティアーノ・ロナウド。 あの仁王立ちパフォーマンスは健在。 わりと時間を置かないで低めの弾道で蹴る。 このシュートが、ACミランの壁の乱れたところ(どういうわけか、全員ジャンプするはずが、セードルフだけ立ったまま、しかも、クリスティアーノ・ロナウドのシュートは絶好調の鋭さが際立つ為、セードルフは一瞬体をゆがめてボールを避けている)で隙間が出来たところを凄い勢いで突き刺さって行く。 

ACミランのGKは新しい選手のように見えたが、自陣の壁にさえぎられた、低い弾道でもあり、間に合わず。 簡単にレアル・マドリー先制点。 しかも、この1分後に左サイドを駆け上がったクリスティアーノ・ロナウドが中央にいたエジルにクロスを上げると、エジルはダイレクトで軽めのシュート。 このシュートがACミランのDFにボッコンという感じであたり、山なりになったボールはそのままゴール・バーすれすれに入ってしまう。 またしてもACミランのGKはタイミングも狂いなすすべもない。

エジルのラッキーなゴールで2点目。 前半15分でこの試合の見所が決まってしまった感じだった。 ACミランはピルロのFKもよかったけれど、スタッツでもレアル・マドリーのほうが枠内シュートが多く、ACミランは枠外シュートのみ。 1トップのイブラヒモヴィッチは最初はどんどん攻めこんでいたけれど、支援のパスがいまひとつ伸びず、後半からはかなりやる気が失せている感じだったし、ACミランの選手達、少し草臥れている感じ。 動きも遅い。 レアル・マドリーにかなり走り負けているし、プレシングも昔のACミランの比ではない。

レアル・マドリーはとっても楽しそうにプレイしていたこの試合。 最後インザーギが出てきて、ゴール前惜しいチャンスはあったけれど、2対0で、レアル・マドリーの楽勝。

 


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UEFAチャンピオンズ・リーグ、グループ・ステージ第2試合を観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年10月1日 今週は会社は上半期の期末で、仕事が忙しかったし、なんとなくざわついていた週。 体力的にもかなり厳しかった。

夜はヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグのグループ・ステージ第2試合で、TVが流しているのを探しながら。 最初から観たのは2試合ぐらいだったが、途中からのも含めると、バルサ対ルビン・カザン、マンチェスターU対バレンシア、インテル・ミラン対ブレーメン、チェルシー対マルセイユ、そしてスパルタク・モスクワ対ジリナ。

スパルタク・モスクワ対ジリナは2対0でスパルタク・モスクワが勝利。 この試合、人工芝のスパルタク・モスクワのホーム、かなりの雨、そしてスタンドの造りから、大反響している声援・・・アウェーのチームはやり難そう。 中村俊輔選手のセルティックの同僚だったエイデン・マクギディ選手(MF)と、エスパニョールの同僚だったニコ・パレハ選手(DF)が出場。 スパルタク・モスクワ、外国選手を数多く獲得しているチームだが、監督の好みからか、どの選手も労を惜しまないタイプ。 そして体が締まっている。 右サイドのマクギディ選手があの独特のドリブルと、ゴール前へのクロスで果敢に攻め込むのが何度も映る。 スパルタク・モスクワの戦い方、リズムもあるし、パスの連動もあるし、そして縦への突破を何回も見せるFWとかなり魅力的。 前半と後半で2得点したスパルタク・モスクワ、2連勝。 チェルシーがいるチームだから2番手争いなどアナウンサーが説明していたけど、これはかなり強い。

チェルシー対マルセイユ、チェルシーのホームでの試合。 これは後半のみだったが、チェルシー、ドログバ選手やランパード選手など怪我で欠場。 それなのに、危なげない試合。 選手のバランスが揃っていて、マルセイユを寄せ付けず。 これを見ると、イングリッシュ・プレミアのサッカーは他のリーグとはやはり格が違う印象。

というのは、セリアAのローマ対インテルのローマが1対0で勝利した試合を観たあとに、チェルシー対マルセイユの試合を観たためか。 ローマ対インテル、セリアAの試合で、チャンピオンズ・リーグ第2節の前だったが、何ともイタリア的というか、やる気があまり感じられない試合だったから。 後半まで0対0だったけど、半分ぐらいの選手は、あまり走ろうとせず、無理なタックルもせず、中だるみしていた試合。 後半の試合終了間際、その緊張感がとぎれた時間帯にローマが蹴りこんで勝利。 ローマは数年前に見た試合でも結構途中休む、スローなテンポで相手が油断した時に蹴りこむチームだった。

インテル・ミラン対ブレーメン、これはインテルがまるっきり違う動きを見せた試合。 特にエトー選手、絶好調。 右サイド、かなりゴールより、角度のないところから鋭角のシュートを何度も繰り返し、ブレーメンを全く寄せ付けず。 リズミカルなドリブル、巧みな切替し、エトー選手ってこんなにテクニックあったの!!!というパフォーマンス。 これをみると、ヨーロッパでは有力チームは、夏終わりの開幕からチャンピオンズ・リーグにあわせて、調整試合を行っているという印象。 有力チームの主力は、6月のWCにも出場しているから、夏終わりから9月中旬までは、コンディションもよくない選手が多いし怪我もしがち。 そしてチャンピオンズ・リーグの試合から本番という捉え方なのかもしれない。

マンチェスターU対バレンシア、マンチェスターUのホームの試合。 マンチェスターUがようやっと勝ちましたという試合で、出ている選手もあまり見かけない選手。 多分、アジア・ツアーなどには出場させていた若手が多かった印象。 マンチェスターUのファンデルサール選手が活躍してバレンシアの得点を許さず。 

バルサ対ルビン・カザン。 この組み合わせ、昨季のチャンピオンズ・リーグでもあったが、ルビン・カザンはバルサにはかなり自信持っている。 ゴール前にバルサが攻め込んでくると、6人から7人で守る。 パス・カットに研究の跡が。 バルサもパス回しで相手陣内に深く攻めこむ姿勢はいつもどおりだが、最後、ゴール前のルビン・カザンの壁をなかなか突破できない。 後半からメッシ選手登場。 怪我をしていたから無理させないとは思われたが、相手先制されたため、ここはどうしても・・・とグアルディオラ監督が。 この走りなら10月8日の対日本代表戦にも出場できそう。

バルサ対ルビン・カザン、1対1の引き分けだったが、どちらもPKでの得点。 バルサはやはり何度か惜しいチャンスがあったが、得点には至らず。 最初にルビン・カザンがPKで先制点をあげた為、バルサが追っかける試合展開、これがバルサにとって試合を難しくした要因か。 ルビン・カザンは逃げ切り作戦、そしてゴール前の守りを厚く。 

チャンピオンズ・リーグの試合のアナウンサーのコメントの中に、印象的で美しいFKの話があった。 中村俊輔選手のあの絵になる、GKが精一杯防ごうと手を伸ばした先をかするようにゴールに吸い込まれていく美しいカーブの掛かったFKの素晴らしさ、中村俊輔選手の後継者はヨーロッパにもまだいないということ。 近年ブレ球シュートのFKは単にGKのセーブ・ミスを誘った時に得点になるだけ、GKと真っ向から勝負すらしていない・・・と。  

さて、10月1日にザック監督の選出した日本代表の発表がありました。 FW登録8名。 MFとDFは、遠藤選手といい、中村憲剛選手といい怪我人が多くて、WCの堅守、カウンター攻撃の策をとった岡田監督の時代よりは、攻撃的に行くというザック監督のメッセージであるが、正直、この陣容でどのように戦うのか形は見えず。 アルゼンチン代表にボカスカ得点許しそう(あのスペイン代表に親善試合で4対1)、その間、香川選手と岡崎選手で2点ぐらい返してくれるか??? まあ対アルゼンチン代表戦の前の練習で戦術があきらかになるということ。 

中村俊輔選手応援しているファンやサポーターは、10月8日、あの日本代表の10番のレプリカ・ユニ着れます。 日本代表の10番はまだ空位のままというのもニュースに出ていた。


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09/10UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝バルサ対インテル・ミラン2ndレグを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年4月28日 バルセロナ、カンプノウで行われた09/10UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝バルサ対インテル・ミランの2ndレグを観る。DSC01494バルサ1.jpg

先にイタリア、ミランでの1stレグでインテル・ミランに3対1と負けたバルサにとっては、この試合でのハンディが大きい。 バルサは最低2得点して無失点に抑える必要があり、インテルは0対0でOKで、バルサに2得点させなければよい試合。

バルサの布陣はいつもと同じ3トップ。 DSC01485バルサ2.jpgインテルのスタメンとフォーメーションは発表になったが、試合が始まってみると、2トップ以外全員守備。 自陣のゴール前に4人の隊列が2列に配し2重の壁。DSC01491バルサ3.jpg

プジョルを欠いたバルサのキャプテンはシャビ。 シャビを中心にパス回し。 圧倒的ボールポゼションにシュート数もバルサが多い。 インテルはゴール前に2重に張り巡らした壁が規則正しく、間合いをとってバルサの攻撃の前に立ちはだかる。 

バルサの前線のイブラやメッシのボールが渡ってもシュートまで持ち込ませないインテルの上手い守備。 バルサのウィングはいつもよりは迫力がなく、試合は正直面白い感じはしない。 ペドロが左サイドから鋭いシュートをうっても、インテルの守備に気圧されたのか、角度が大きくそれる。 メッシのシュートもいつもより溌剌はなく、相手GKに向かってど真ん中に。

何回かのセット・プレイのチャンスがバルサにくるが、アナウンサーはバルサはセット・プレイ下手だという。 メッシなど圧倒的得点力のあるFWを有するチームはセット・プレイに工夫を凝らして得点源とする必要はないからなのか。

インテルはカウンター攻撃さえも、バルサの攻撃を遅らせるために使う。 だからほとんどシュートらしいシュートも放たない。 インテル陣営内でほとんど試合は展開している。

前半30分、インテルはレッドで1人退場。 普通に見れば、バルサが優位になるとおもうが、インテルは2トップを1トップにして、守備の壁の8人は変わらず。 そのため、試合の流れもなかなかバルサにはこない。

後半も、思うような展開にはならないバルサ。 インテルは選手交代で一層守備的布陣で、バルサの攻撃の芽を摘む。 後半終了近く、83分にシャビからのスルーパスに、バルサのCBピケがシュートで得点。 一層攻撃を重ねるバルサ。 2得点目にはならず。 1対0で試合に勝利したものの、通算2対3で、チャンピオンズ・リーグへの勝ちぬきはインテル・ミラン。

インテル・ミランのエトオ選手、風貌からもかなり成長した様子。 これで、日本代表と試合するエトオ選手、スナイデル選手、ロッペン選手はチャンピオンズ・リーグの決勝戦に出場ということ。

DSC01493バルサ4.jpg

 

 


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09/10UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝バイエルン・ミュンヘン対リヨン2ndレグを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年4月28日 09/10UEFAチャンピオンズ・リーグの準決勝2ndレグのバイエルン・ミュンヘン対リヨンの試合を観戦。 

2ndレグのもうひとつの試合バルサ対インテルの試合はまだ見ていないが、1対0でバルサが勝利したが、先の試合で3対1と負けているので、少なくとも、もう1点は必要だった試合。 これについては試合を観てから書くつもり。

さてバイエルン・ミュンヘン対リヨンはリヨンのホームで行われた。 前半試合は拮抗しており、リヨンもなかなか動きは良かった。 それでもバイエルン・ミュンヘンにいるドイツ代表とオランダ代表の選手を主に中盤が安定しており、前線へのフィードが効果的。 オランダ代表のロッペン選手も果敢に攻撃を仕掛ける。 

このチャンピオンズ・リーグの試合で頭角を現してきたのがクロアチア代表オリッチ選手。 左サイドに張っている。 右サイドにいるロッペン選手とバランスのよい攻撃。 そのオリッチ選手が前半先制点。 バイエルン・ミュンヘンのチームはチャンピオンズ・リーグの試合を重ねるごとに安定感と攻守のバランスがよくなる。

リヨンも何とかパスを繋いでバイエルンのゴール前に攻め込むのだが、バイエルンの守備陣に難なく防がれてしまう。 

後半、リヨンのなかで目立った功績のあったDFが退場になってしまうと、試合は均衡から一転してバイエルン優位に。 劣勢に立たされたリヨンを尻目に、オリッチ選手が追加の2点を決めて3対0. バイエルンの圧勝に。

バイエルンにもスペイン・リーグのレアル・マドリーやバルサに在籍した選手が何人も。 マドリッドのサンチャゴ・ベルナベウでの09/10UEFAチャンピオンズ・リーグの決勝戦出場ということは、特別な思いがあるはず。 


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09/10UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝バルサ対インテル・ミランを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年4月24日 ようやっとの土曜日。 今週は色々あった。 会社で。 とてもストレスフル。 とはいいながら、冷静に考えてみたら、昨年の今頃、会社は新川から大手町に引越し準備で、そして仕事もかなり大変だった時期。 その1年の決算というか、棚卸しとか、それを行うべき4月。 これは会社にとっても、自分にとっても。

さて、重要な試合で結果が明らかなバルサ対インテル・ミランの試合を観た。 バルサは完全アウェーの状態。 アイスランドの噴火の影響で、バルセロナからイタリア、ミラノに長距離移動をバスで行うことになったバルサ。 14時間。 途中ホテルで1泊。 今週のバルサはまずラ・リーガで対エスパニョールをアウェーで闘い、バルサのいいところを消される試合展開で思うようなサッカーが出来ず。 これはバルサの出来が悪いというよりは、エスパニョールの運動量とスピードと気迫に蹴落とされるということで0対0. メッシが完全に抑え込まれた試合。

そして直ぐバスでの移動。 スペイン・リーグでも特にユースの場合は国内でもバスで10時間ぐらい長距離移動は普通にあるから、カンテラ育ちの選手が多いから、あまり影響ありません・・・など間抜けなコメント出すアナウンサー。 カンテラ時代は年齢も10代、バルサのトップ選手ともなれば回りの環境も違えば、年齢だって20代。 これで同じようなコンディションに影響がないわけがない。

試合開始前から一番ゲッソリしてみえたのがバルサのグアウディオラ監督。

バルサの国際試合でのアウェーのユニフォームは濃いピンク色。 とってもバルサらしくない色。 対するインテル・ミランは青と黒の縦縞。 ホームでの試合で自信に溢れ、精悍な面構え。 いわくあるエトオ選手、スナイデル選手など。 心に記すところ有り。 インテルのモウリーニョ監督はバルサ対策に普通はピッチまく水を止めさせたとか。 そして問題は審判団。 アイスランドの噴火の影響で、正式に決まっていた審判団がミラノにこれない影響で、急遽結成された審判団とか。 主審はモウリーニョ監督の親友でポルトガル人。 日本代表もアジアでの中東の笛というのが経験済みだが、バルサにとってはこれは完全にアウェーの笛。 これらの諸条件もアウェーならでは。

試合開始はバルサも動きは意外と活発。 相変わらずイブラヒモビッチのタイミングが少しあっていない感じ。 一方インテルはゾーン・プレスでイタリア、カテナチオのとても上手い守備。 バルサのパス回しはお好きなだけどうぞ。 でも危険地域に入ったら完全阻止するぞ・・・という具合。 自分たちのサッカーをしようとするバルサに対し、堅守でカウンター攻撃のインテル。 このカウンター攻撃のスピードの凄いこと。 エトオ選手のキリのような突破。 そして気がつかないけど、ここにいたスナイデル選手という展開。

バルサはそれでも難なくペドロの先制点。 それまでは危険なタックルもあまりなく、ファウルをとってもらえたバルサだったが、これ以降は全然別な展開に。 まず、インテルがフィジカル・コンタクトをいとわなくなり、結果バルサも応酬。 あちらこちらでファウルが。 審判の目の前のファウルはいいとしても、スピードある展開の試合で、ファウルが連続2,3個繋がっても最初のファウルをコントロールしきれない主審。 そして度重なるオフサイドの見逃し。 これが全体の試合に影響。

モウリーニョ監督は明らかにメッシ対策をとっていた。 対エスパニョールでもメッシは4,5人のエスパニョール選手に囲まれる場面が多かったが、対インテル戦では、メッシのドリブルする方向を読んで、有利な突破をさせないように、うまく誘導する方法が取られていた。 最後2人のDFにつぶされて転ぶメッシ。 そしてメッシはほとんどファウルを取ってもらえない。

時間が経過するにつれ明らかに動きの鈍くなるバルサの選手達。 それにバルサのGKバルデスも判断に冴えがない。 走るスピードもボールのスピードも落ちて普通のチームに。 一方インテルの鋭い動きは冴えて、縦の突破は凄い。 最初に同点弾を叩き込んだのはスナイデル。 してやったりの顔。 バイエルンのロッペンといい、インテルのスナイデルといい、とても精神の強さが前面に出て仕事していくタイプ。 この2人オランダ代表。 ここまで、まるでスパイナーのような仕事ができる日本代表の選手は・・・残念ながら見当たらない。 

普通の動きしかできないバルサ。 アウェーの笛。 何度かオンザターゲットのシュートもいつもより威力なくインテルのGKに普通にセーブされてしまう。 度重なる審判の笛に試合は途切れ途切れに。 運動量と集中力にいつもの冴えがないバルサに対し、鮮やかなカウンター攻撃のインテルが、3対1とバルサに勝利。

いいとこなかったイブラヒモビッチ。 押さえ込まれ何度もピッチにころがったメッシ。 動きも判断も鈍かったバルデス。 中盤で目立たなかったシャビ。

こんな試合もあったといわれるようなバルサにとっては不本意な試合。 今度はホームのカンプノウでリベンジだ。

スポーツ記事で、バルサの今までの試合の走る距離の平均と比べても、10%~15%も走力がなかった試合だったとか。 特にイブラヒモビッチの不調が。 ところで何でアンリを使わなかったのか?

 

 

 


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09/10UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝バイエルン・ミュンヘン対リヨンを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年4月22日 09/10UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝バイエルン・ミュンヘン対リヨン戦。 前日、バルサ対インテル・ミランで、おもいもかけない3対1とバルサの負けで、ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグは波乱の準決勝戦の1st レグ。 やはりこのレベルまで来ると、それこそドラマが。 

Lalaの契約している有料TVではこれからバルサ対インテル・ミランの試合の放映。 木曜日にはバイエルンのホームでの対リヨン戦。 リヨンは地味な印象があるのでスター選手もあまりいない感じ。 一方バイエルン・ミュンヘンは、マンチェスターUを破ったり、どちらかというと今回のUEFAチャンピオンズ・リーグでは準決勝まで勝ち残れるとは思っていなかった。 ところがフランク・リべリ選手とかロッペン選手は、試合に臨む時の心構えが明らかに違う。 戦意が前面に。

バイエルン・ミュンヘンは前半、リべリ選手の明らかなファウルで始まる。 リヨン選手の左足を思い切り踏みつける。 そこを審判は見逃さなかった。 一発退場。 これはリヨンにとってチャンスとおもったが、試合は均衡状況。 10人になっているバイエルンがかなり不利だとおもっていたが、後半早々今度はリヨンの選手がファウルで一発退場。

そしてまたしてもロッペンがミドル・シュートを放ち1対0. この1点をバイエルンが守って、まずは1勝。

これからバルサ対インテル・ミランの試合を観ます。

そして明日は横浜日産スタジアムで横浜Fマリノス対鹿島アントナーズの試合を観ます。


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